ぐんにゃり備忘録

アイドルを愛するその日暮らし

好きな本の話とか

 

こんにちは、やまぴーの喋る時の穏やかな感じのトーンがすごく優しくて好きなのんジェです。

昨日のkiss英語もやまぴーかわいかったですねえ。ていうかやまぴーって何着ても似合うけど、Vネック世界一似合うと思うんですけどどう思います?VネックのVになりたい。あとシャツ着てるやまぴーも好きです。やまぴーはあの素敵なおっぱいがあって背筋もきれいについてて腕にも素敵な筋肉がついてて素敵に割れた腹筋もあるので、体ができてると素敵に着こなせる服がとても似合います。カットソーとかシャツとかスーツとか。そんな中昨日はVネック着てた…♡世界一似合う。銀河系一かもしれない。かっこいい~。ていうかあのVネック、少クラの勝利のおまけの楽屋訪問で着てたのと似てるけどまあそんなことどっちでもいいです似合えば。

やまぴーの優しくて穏やかな喋り方がとっても好きだなあ~、ゆっくり、優しく、自分の言葉でお話をする様子がほんとうに好きです。

 

タイトルに偽りありみたいな感じになってきたので本題に入ります。

「漫画以外で好きな本を教えてください」というお題をれこさんから頂いたのでそれを記事にしようかなと思います。れこさん、ナイスお題ありがとうございます。

本読むの好きです。でも、大人になったらあんまり読めてなくて、子供のころのほうがよっぽど本読んでたなあと今は思います。子供のころは本が好きというか活字が好きでした。特に意味のない文章でもなんでもよかったような記憶がある。それなのに現在の語彙力のなさ…何も身についていないということですね。

今うちにある本棚を想像してるんですけど、好きな本かあ…名作みたいなやつは多分大体読んでる気がするけど好きな本ってなんだろう???好きにもいろいろあるなあって思うと一冊じゃ足らないし…というわけでいくつかあげてみます。

 

村上龍「69」 

新装版 69 Sixty nine

新装版 69 Sixty nine

 

 これは文句なく面白くてスピード感もあってテンポもよくて登場人物のキャラ立ちもすごいし、勢いで一気に読めてしまう。タイトルと作者で敬遠してる人がいたら気にしないで読んでみてほしいです。すげえ面白いです。映画化もされたから読んだ人も多いとは思いますけどやっぱり面白いので選出。今読むと、若さってまぶしいし痛いし輝いてて自分にはもうこの輝きは戻ってこないんだな…と軽く嫉妬する。こういうの読むと、「小説っておもしろいなー」って普段読書しない人も思ってくれそうなので本読まない勢の人になんかない?って聞かれたらこれを勧めます。

 

筒井康隆「旅のラゴス

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

 

 これも面白くて続きが気になってぐいぐい読ませる系(だと私は思っている)の小説。ラゴスという知識に富んだ良識ある男の旅の記録。異世界ものでSF…なのかな。さよならだけが人生さ、って言葉を思い出す。出会いがあるということは別れがあって、それを淡々とつづっているのがよりさびしさを増す。ラゴスがどんどん年を取ってゆくのも、一生ってこうやって別れを重ねていくものなんだ…とぼんやりと寂寥感に包まれるような気持ちになる。センチメンタルのんジェリークはさておき、語り口が淡々としてかつ軽妙で、重くならずに読めるのがとても好きです。なんか本読みてぇな~って時、定期的に読み返す本。

 

 中上健次枯木灘

枯木灘 (河出文庫 102A)

枯木灘 (河出文庫 102A)

 

 重い。ものすごく重い。読むと疲れる。ぐったりするしちょっと精神の体温みたいなものが下がる。でも年に1回は読みたくなる。現代で首都圏に住んでる私にはあまりよくわからない、がんじがらめの血縁関係の中で暮らす主人公やその周りの人間関係がもうとにかく日本ならではのずーーーーーんとした湿気の多い重さで読んでるこっちに寄りかかってくる。文章は読みやすく、美しく、主人公が重すぎる柵から空白になるため労働する様子を表現している描写は美しいなと思う。でも重くて重くて読んでると疲れる。でもまた読んじゃう。そういう本です。中上健次すごく好きです。

 

 村上春樹羊をめぐる冒険

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

 

 私は別にハルキストとかじゃないのだが、この小説は好きです。風の歌を聴け1973年のピンボールから続く三部作(なわけじゃないんだけど)の終わり。適量の比喩に、適量の謎解き、適量のドラマって感じ。ほんと適量だなと思う。なんというか毒にも薬にもならないけどあってもいいな、みたいな感じ。このあとの村上さんのでまあまあ好きかなっていうのが「世界の終わりと~」だけなので私の村上さん歴みたいなのはここらへんで止まってます。景山民夫さんがおかしなことになって亡くなられる前、まだまともに作家をしていた頃「『青春の終わり』を見事に描いてる」って褒めてたな~とかそういうことを思い出す。最新作も読んだけどあれはなんのこっちゃって感じだったな…あっ話それたけどこれは好きですよ。

 

他にもいくつも挙げたいんだけど長くなりそうなので今日はこのへんにしときます。

ちなみに、とつかくんの大好きな伊坂さんはどうも文体が合わなくてなんかいつも挫折します。悔しいです。なんで合わないのか自分でもわかんないけど合わない。嫌いだとかじゃなくて合わない。でもいつかちゃんと読めたらいいなあとは思ってるけど!!

これ楽しいので次回も続きしたいなあ。そうしよう。