ぐんにゃり備忘録

アイドルを愛するその日暮らし

ダルシムだって結婚してるのにわたし何してんだろ・・・という話

正直に言うと私、30をとうに過ぎております。(突然のカムアウト)

いわゆる結婚適齢期とかいうやつはとうに過ぎて、親戚からも「のんちゃん結婚は…いやなんでもないゲフンゲフン」みたいな感じになってきました。友達は皆結婚して…といいたいところだが残念ながら(?)あんまり結婚してない!!勝訴!!誰に勝ったのかはわからないけど!!!!

結婚に夢を見たりすることもなくなったし、かと言って結婚に絶望をしているわけでもない。結婚ってどんなんだろ???という素朴な疑問だけしかない。何しろ苗字が変わったことがないのでどんなもんかわかんないから。

今朝ふと、「わたし今みたいな生活いつまで続けるつもりなんだろ…」と思ったことからこの記事を書くに至った。結婚したいのかと言えばまあしたい、けどしたくないかと言われれば別に…みたいな感じもあり、なんだかどっちつかずでぶらーんとしている状態がここ数年続いている。

最近親しくなったとある男性が珍しくこの30半ば独身のわたしに興味を持ち、やたらと食事とかデートに誘ってくるのでご一緒したりしていたのだが、仕事が忙しくて物理的にどうにも無理という状況が連発したためなんやかんや誘いを断っていたら、飄々としている(と思っていた)彼が急にウエッティな態度でメールを送ってくるようになって正直「ウボアー」*1と思っている。文面に「><」みたいな顔文字が乱舞するのだ。わたしだってそんなに多用したことないよってくらい。ていうか顔文字それしか知らないんじゃないのかっていうレベルで語尾にくっついてくる。それを見て、非常に申し訳ないとは思うが「うんざりした」のだ。

でもそれだけわたしに会えないのを残念がってくれているのだから有難く思い、なんとか時間を作って会ったりしたほうがいいのではないか、とも思う。でもなんか違うのだ。たかが数週間会えないくらいで「><」を連発してくる男ってちょっとわたしの好きなタイプじゃない。好きな人にそういう側面があるとかなら話は別だが、そも彼に興味をあんまり持ってないのでそこからの挽回って難しいのでは…と思う。

心のどこかではもうこんな、いきおくれみたいな(みたいなじゃない文字通りいきおくれ)、仕事ぐらいしかとりえがない、単なるじゃにおたのわたしに、それだけモーションかけてくる人なんてもう出てこないんじゃないだろうかと思っている。30過ぎのいろんなものを拗らせたじゃにおた女なんてわたしが男だったらまっぴらごめんだ。嫁が毎日テレビ見てキャーキャーするのなんて嫌だ。仕事で疲れて帰ってきても癒されない。拗らせたって言い方あんまり好きじゃないから使いたくなかったけど仕方がない。拗らせたとしか言いようがない。もう多分このままずっとひとりで、独居老人まっしぐらなんじゃないかと思っている。ていうかおそらくそうだと思う。

でもそういうので交際とか結婚ってどうなんだろう…というカマトトぶった自分もいてそれはそれで気持ち悪い。もっと割り切れよとも思う。でも割り切れない。なぜなら自分がかわいいから。あとまだ、こんなわたしにも若干の「夢見がちな少女漫画脳」が残っているからだと思う。痛い。盛大に痛い。ネットで叩かれるタイプの痛さだ。

ほんと、どうしたらいいんだろう、恋はしたいけどそも恋を始めるのって面倒なことが多いじゃん。知り合ってから交際までってけっこうめんどくさいじゃん。君にHITOMEBORE*2とかだったらそのめんどくささも激減するけどこの年でHITOMEBOREなんてアイドルくらいにしかできない。というかこの思考に至ってる時点でもうだめだな…とも思う。

若いアイドル好きなお嬢さんたちはご存じないかもしれないが、昔「ストリートファイターⅡ」というちょうちょうちょうちょう流行ったアーケードゲームがあって(コンシューマもある)、それにヨガの使い手のダルシムというプレイヤーキャラクターがいる。*3

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ダルシムヨガフレイムとかヨガファイヤーとかなんか「お前の体どうなってんだよ」*4みたいな技を放つのだが、そんなダルシムには、妻と子供がいる。*5子供はダルシムのことを「ダディ」と呼ぶらしい。(友人に教えてもらった東京エンカウントからの情報)

そうなのだ。ゲームのキャラクターのダルシムにだって奥さんがいるのだ。ダルシムにだってという言い方はダルシムにとても失礼かもしれないが、ダルシムにだって奥さんがいるのだ。子供がいて、家庭を築いているのだ。何かを成しているのだ。

一般人として仕事して毎日平凡に暮らすわたしが結婚できないのは、たぶんわたしに何かしらの重大な問題があるか、前世でものすごい悪虐の限りを尽くしたか何かなんだろうな…(ていうか確実に前者)と遠い目をする毎日である。

 

ダルシムだって結婚してるのにわたし何してんだろ……

 

*1:FF厨乙

*2:間違いなく名曲なのに正当な評価を受けていないことが悲しい。好きなんだよ、マジで!!

*3:キャラクター設定:インド出身の僧侶で、ヨーガ(ヨガ)の達人。首には、貧困のために死んだ子供たち(自分の子ではない)の髑髏をぶら下げている。寡黙で心優しい聖者で、自身の技を戦いの道具として使うことに迷いを感じながらも、自分を必要とする家族や村人たちのために戦う。

*4:厳しい修行と信仰心によって火神アグニの力を借りた幻の炎を操るほか、両肘や両膝の関節を自由に外して手足を伸ばすことが可能。らしい。出典wiki

*5:夫・父としての面も持つ。若くて美人の妻サリーと幼い息子ダッタがいるほか、ペットにゾウも飼っている。妻と共にヨーガの一環として「空腹を忘れる方法」を習得、托鉢のみで生活できるようになるが、そのような修行のできない息子が生まれたことで状況が一変。ヨーガは人を傷つける技術ではないと知りながらも、生活費を得るためにストリートファイトをしている。出典wiki